ゾンビランドサガR(リベンジ)第4話のアイキャッチで、佐賀を代表する銘菓「丸ぼうろ」が登場しました。
佐賀では、いろんなお店で丸ぼうろを販売していますが、どれくらい違うのか気になったので、食べ比べをしてみました。
今回食べ比べた丸ぼうろは、バター風味などいろんな種類がありますが、プレーンな丸ぼうろだけの食べ比べをしています。
佐賀銘菓「丸ぼうろ」老舗マップ
鶴屋菓子舗 本店
鶴屋さんは1639年(寛永16年)に創業した老舗のお菓子屋さんです。丸ぼうろのルーツの1つと言われ、二代目の太兵衛さんが長崎の出島で製法を学んで持ち帰ったとされています。
また、1896年(明治29年)にお店に立ち寄った大隈重信が、鶴屋さんの丸ぼうろを大変気に入ったようです。
食べた感想
- 今回の中でサイズが一番小さいて薄い
- やわらかい
- しっとりとして甘い
感じでした。
所在地
北島 白山本店
創業1696年(元禄9年)に佐賀城下で数珠屋としてスタートしましたが、幕末になって製菓業に専念することになり、17世紀後半に伊勢屋町の横尾家をルーツとして、クッキーのような固い感じのものを、八代目と九代目が改良を重ね、ソフトな食感の今の丸ぼうろを作ったそうです。
第1話の巽幸太郎が走ったルートに近く、ゾンビランドサガマンホールの設置場所も近いので、一緒に寄ってみるといいでしょう。
食べた感想
- 他の丸ぼうろに比べて少し固い
- あまり甘くない
感じでした。
所在地
村岡屋 本店
さが錦で有名な、村岡総本舗二代目の弟が分家して村岡羊羹店として1928年(昭和3年)に佐賀市で創業したお店だそうです。
そして、2018年と2020年にゾンビランドサガとコラボした「さが錦」を期間限定で販売していましたが、2021年のゾンビランドR(リベンジ)の放送で再販されました。
食べた感想
- 今回の丸ぼうろ中で一番やわらかい
- 少し甘め
感じでした。
所在地
村岡屋総本舗
1899年(明治32年)に創業。江戸時代からの伝統製法で作る練り羊羹である「小城羊羹」は二代目がその名称を使い始めたそうです。
建物からも分かるように、老舗の和菓子屋さんの風格がありました。
そして、本店の隣には1984年(昭和59年)に砂糖蔵を改良して、村岡総本舗羊羹資料館を開館しており、1階では羊羹の試食や休憩できるスペースはありました。
食べた感想
- 少しかたい
- 少し甘い
感じでした。
やっぱり、村岡屋を分家したので、少し似た味でした。
所在地
風月堂
ゾンビランドサガ第1期で登場した嬉野市にあるお店です。ゾンビランドサガでお菓子といえば、このお店かなと思ったので、ケーキなどの洋菓子屋さんみたいですが、丸ぼうろも作って販売しています。
食べた感想
- 厚みがあり、サクッとした食感
- あまり甘くない
感じでした。
所在地
コンビニ(本村製菓)
コンビニで見かけるパッケージの丸ぼうろですよね。どこでも手に入れられる丸ぼうろも、食べてみました。
食べた感想
- 固い
- 全く甘くない
感じでした。
まとめ
丸ぼうろを食べ比べてみて、お店によって意外と違うものだと思いました。
食べ比べ比較表
メーカー | 甘さ | 固さ | 直径 | 厚さ |
---|---|---|---|---|
鶴屋 | ◯ | 少し固い | 81mm | 12mm |
北島 | △ | 固い、少しサクッとしている | 83mm | 16mm |
村岡屋 | ◯ | やわらかい | 86mm | 15mm |
村岡屋総本舗 | ◯ | 少し固い | 82mm | 16mm |
風月堂 | △ | 普通 | 91mm | 23mm |
コンビニ(本村製菓) | △ | 固い | 93mm | 18mm |
栄養成分表
風月堂さんは、成分表が個包装に印刷されてなかったのでありません。
項目 | 鶴屋 | 北島 | 村岡屋 | 村岡屋総本舗 | コンビニ(本村製菓) |
---|---|---|---|---|---|
カロリー | 89kcal | 93kcal | 86kcal | 99kcal | 117kcal |
たんぱく質 | 1.5g | 1.7g | 2.0g | 1.6g | 2.2g |
脂質 | 0.8g | 1.0g | 0.7g | 1.1g | 0.7g |
炭水化物 | 18.8g | 19.2g | 18.1g | 20.4g | 25.5g |
食塩相当量 | 0.04g | 0.04g | 0.06g | 0.02g | 0.07g |
また、ゾンビランドサガR(リベンジ)の他の聖地巡礼ガイド&観光は、こちらで全て確認できるように、まとめを作っています。よかったら、ご覧ください。